被災建築物・被災宅地応急危険度判定について

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担当 : 総務課 危機管理室 / 掲載日 : 2023/07/19

被災建築物応急危険度判定について

 被災建築物応急危険度判定とは、地震で被災した建物について、余震で倒壊するなどの危険性を判定して表示を行うものです。国や地方公共団体、建築関係団体などが連携し、被災地域に判定士を派遣して判定を行います。
 大きな地震が起きると建物は少なからずダメージを受け、倒壊は免れていても耐震性が低下するなどの影響を受けている可能性があります。こうした建物は、その後の余震による倒壊や部材の落下が人的被害に繋がるおそれもあるため、被災者がそのまま家にいていいのか、避難所に避難した方がいいのかなどを判定するために行うものです。

 

 判定結果

 判定結果は3種類のステッカーを建物の出入り口などに貼り付けて表示します。
 ステッカーはそれぞれA3サイズです。

建築物

 

その他

 地震発生後の建物の判定には次のようなものもあります。

被災度区分判定 建物の復旧対策を検討する目的で応急危険度判定後に建物の被災度を詳細に判定するもの
住家被害認定 「り災証明書」を発行する目的で被害程度を認定するもの

 

被災宅地危険度判定について

 被災宅地危険度判定とは、大規模な地震や大雨などで、宅地が大規模かつ広範囲に被災を受けた場合に、宅地の被害状況を迅速かつ的確に把握したうえで危険度を判定し、住民の皆様に情報提供を行うことにより、二次被害の軽減・防止を図ろうとするものです。

 平成28年の熊本地震の際には、本県の被災宅地危険度判定士延べ135名が被災市町村(熊本市、益城町、南阿蘇村など)を支援するために、現地へ派遣されました。

 被災宅地危険度判定の結果は、下記の3種類の判定ステッカーを見えやすい場所に表示し、当該宅地の使用者・居住者だけでなく、宅地の付近を通行する歩行者に対しても安全であるかどうかを識別できるようにします。

 

 判定結果

 判定結果は3種類のステッカーを現地の見えやすい場所に貼り付けて表示します。

 ステッカーはそれぞれA3サイズです。

宅地

 判定ステッカーには、判定結果に基づく対処方法についての簡単な説明や二次災害防止のための処置についても明示します。また、判定結果についての問い合わせ先もステッカーに表示しています。

 

 なお、判定は造成された宅地について擁壁や斜面等の確認を行うもので、罹災証明に係る調査や、建築物について確認を行う被災建築物応急危険度判定とは異なります。

 目的をご理解いただき、判定のための調査の際にはご協力くださいますようよろしくお願いします。

 


このページに関するお問い合わせ

総務課 危機管理室

〒788-0302 
高知県幡多郡大月町弘見2230番地
Tel:0880-73-1140 Fax:0880-73-1380

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