知ってなくそう!高齢者虐待

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担当 : 長寿政策課 / 掲載日 : 2024/11/29

高齢者虐待とは

 高齢者の権利利益の擁護に資することを目的に、平成18年4月に「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律(高齢者虐待防止法)」が施行されました。
 高齢者虐待とは、家庭の同居人などや施設で働いている職員などが高齢者の尊厳(その人らしく生きること)を阻害する行為をいい、以下の5つに分類されています。

種類          
身体的虐待 たたく・つねる・なぐる・ける・やけどを負わせる。無理やり食事を口に入れる。ベッドに縛り付ける。 など
ネグレクト
(介護放棄)
入浴させず、異臭がする。食事を与えない。必要な医療や介護サービスを受けさせない。 など
心理的虐待 トイレの失敗などを人前で話して恥をかかせる。怒鳴る、ののしる、悪口をいう、侮辱をこめて子ども扱いする。家族や友人などとの団らんから排除する。 など
性的虐待 トイレの失敗に対して、下半身を裸にして放置する。本人の意思に反した性的な行為またはその強要をする。 など
経済的虐待 日常生活に必要な金銭を渡さない。年金を不正に取り上げる。 など

 

介護している家族の方へ

 介護はいつまで続くかわかりません。日々の介護に疲れてしまったり体の不調が続くと、気持ちの余裕がなくなってしまいます。また、介護にかかる時間が増えると、近所との交流が減ったりストレスが積み重なってしまい、高齢者に強くあたってしまうことがあるかもしれません。
介護を一人で抱え込まず、家族で協力したり周りの方に相談することが大切です。また、介護サービスなどを利用して負担を減らし、身体的・精神的安定を図ることが、結果的に虐待防止へとつながります。
 地域の方は、高齢者や介護をしている家庭をやさしく見守り、普段から声をかけるなどして、地域から孤立させないようにしましょう。
 

まわりの気づきが大事

 近所に住んでいる高齢者について気がかりなことはありませんか?
「何かおかしい」「ちょっと心配」という小さな気づきがとても大切です。
・家の中から大声で怒鳴る声が聞こえる。
・顔や腕などに不自然なあざが多くなった。
・問いかけに反応がない。表情が暗い。おびえている。
・毎日同じ服装をしている。
・見慣れない人が家に出入りするようになった。 など
 

高齢者虐待を発見したら

 虐待を受けた(疑いも含む)と思われる高齢者を発見した場合は、速やかに市町村に通報しなければなりません。(高齢者虐待防止法第7条、第21条)
 相談や通報をしたことにより、個人に不利益が生じたり個人情報が漏れることはありません。

 

高齢者虐待に関する対応窓口

大月町長寿政策課・大月町地域包括支援センター ☎0880-73-1700


このページに関するお問い合わせ

長寿政策課


Tel:0880-73-1700 

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