大月町事前復興まちづくり計画策定について
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大月町では、近い将来発生が予見される南海トラフ巨大地震等の自然災害による被害の軽減を図るとともに、発災後の復興を迅速かつ円滑に実施するため「大月町事前復興まちづくり計画」の策定に向けた各種取組を行っております。
事前復興まちづくり計画とは
発災後、復旧・復興事業に早期着手するため、あらかじめ被災後のまちづくりの目標や方針をとりまとめた計画のことです。
東日本大震災の際には、膨大な災害対応業務によるマンパワー不足、計画の準備がなかったことが要因で、復興までに長期間を要しました。そのため、避難先で生活を再建し定住してしまうことが増え、被災地域の人口が減少したといった問題が生じています。そういった教訓を踏まえ、早期の復興や生活再建を行い地域に住み続けることができるように、事前に復興まちづくり計画を策定しておくことが重要です。
事前復興まちづくり計画の目的
大規模災害が発生した際の迅速かつ適切な復興を推進していくための事前準備を住民と行政が共通認識を持って進めることで、被災後の円滑な復旧・復興を図ることを目的としています。
事前復興の取組
高知大学教授を委員長とした策定員会を開催し、復興目標や方針等の整理を行いまちづくりの方向性を検討し、大月町事前復興まちづくり計画の策定に向けて取り組んでいます。また、津波浸水区域内にある沿岸18地区を対象とした地区別計画策定に向け、住民以降把握・合意形成のため、地区別座談会やワークショップ等を行っていくこととしています。